元フランス代表DFフランク・ルブーフ氏が、母国紙『Le Journal du Dimanche』のインタビューに対応。リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。

 23歳のアレクサンダー=アーノルドは、右足での正確無比なキックを武器に、リバプールの下部組織からトップチームに昇格以来、アシストを量産。以前にはブラジルのスーパーレジェンド、カフー氏が「ここ数年の彼の進歩は素晴らしく、間違いなく世界最高の右サイドバックの1人だ」と激賞していた。

 しかし、破壊力抜群の攻撃力とは裏腹に、守備面の脆弱性が度々槍玉に。現役時代はチェルシーなどで活躍したルブーフ氏も、その点を鋭く指摘している。

「彼の攻撃的な資質が大好きだ。だが守備面は2部レベルだ。(リバプールの監督ユルゲン・)クロップのシステムだけが彼に合っている。今シーズンのように上手くいかないと、彼の守備の欠点ばかりが目につく。私が基礎を叩き込みたい。彼には『首を回して後ろを見ろ、そうすればもう良くなっているはずだ』と伝えるよ」
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 また、「どんなプレースタイルが好き?」という問いには、「クロップの激しく、縦に行くスタイル」と回答。「ジョゼ・モウリーニョ、アントニオ・コンテ、トーマス・トゥヘルの下、退屈な日々を過ごしてきたチェルシーとは正反対だ。3回シュートを打つのに、850回パスを出す意味があるのか? ハンドボールをするチームは迷惑だ」と訴えている。

「最近、(レスターの監督ブレンダン・)ロジャースは、自チームのパスワークを褒め称えた。トッテナムに2−6で破れたというのにだ!2−2だった時には、守備的ミッドフィルダーのウィルフレッド・ディディが、3人の相手を背負った状態でボールを失った。もし私が(フランス代表の監督ディディエ・)デシャンの前で同じ過ちを犯していたら、彼は私を殺していただろう!」

 クロップ体制8年目を迎えたリバプールは、開幕から2勝3分1敗で8位と、いまいち調子が上がらない。愛の鞭とも言える助言を受けたアレクサンダー=アーノルドは、立て直しのキーマンの1人だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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