9月27日は、カルチョの歴史に名を残した稀代のファンタジスタの誕生日だった。ローマひと筋を貫いたフランチェスコ・トッティのことだ。「王子」と呼ばれた元背番号10も、46歳になった。

 そのトッティを当初は兄貴分と慕いながら、その後仲たがいが騒がれるようになったのが、2001年にバーリからローマに加入したアントニオ・カッサーノだ。トッティと違い、レアル・マドリーやミラン、インテルと複数クラブを渡り歩くキャリアを過ごしたが、稀代の天才児だったという点では同じだ。

 そのカッサーノが、現役時代にトッティと衝突した過去を振り返った。テレビ番組出演を巡り、勘違いからケンカし、しばらく口をきかない関係になったという。イタリア紙『Il Messaggero』が伝えた。

 記事によると、カッサーノはポッドキャストで「自分はトッティのためにローマを選んだ。彼のためにローマに行った。彼とは素晴らしい関係だったんだ。でもそれから2年後、自分が20歳のときにケンカした」と述べた。

「(テレビ番組に)一緒に出演したんだが、信頼する友人から『フランチェスコは10万ユーロ(約1400万円)稼いだけどお前は1万ユーロ(約140万円)だった』と言われたんだ。若かったし、自分より重要なんだから、より多くを稼ぐということもあるだろう。でも、これほどの違いはない」

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 カッサーノは「彼のところに行って、ひどいじゃないか、オレをだましたのかと言った。それから4年間も口を利かなかったよ」と続けている。

「それから時を経て、それが事実じゃなかったと知ったんだ。何もなかったことに怒ったということかって? そうだよ。自分は何もないのにキレたんだ」

 激しい気性の持ち主で「悪童」と呼ばれたカッサーノらしいエピソードだが、とばっちりを食ったトッティにしてみれば、たまったものではなかっただろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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