10月2日に開催されたプレミアリーグ第9節で、2位のマンチェスター・シティと、6位のマンチェスター・ユナイテッドが、前者の本拠地エティハドで激突した。

 マンチェスターの威信を懸けたダービーとあって、白熱の展開が予想されたが、蓋を開けてみればシティの一方的な展開に。アーリング・ハーランドとフィル・フォデンが揃ってハットトリックを達成するなど、怒涛のゴールラッシュを決め込んだ。大勢が決した最終盤に、途中出場のアントニー・マルシアルに2点を返されたものの、6―3で宿敵を粉砕している。
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 シティの若きエース、ハーランドが3ゴールに加え2アシストと大暴れした一方で、ユナイテッドのベテランエース、クリスティアーノ・ロナウドには出番さえ訪れず。プレミアリーグでは2節以来、1か月半以上先発がない37歳は、試合終了までベンチを温め続けた。

 エリク・テン・ハーフ監督は試合後、「(起用しなかったのは)彼の偉大なキャリアに敬意を表してだ。そしてもう1つは、(怪我から復帰した)マルシアルを起用できる目途が立っていたからだ。彼は出場時間を必要としていた。あまり大袈裟な問題にしたくない」と語った。

 この起用法はあちこちで議論を呼んでおり、英紙『Daily Mail』によれば、ユナイテッドOBのロイ・キーン氏は「クラブはロナウドに無礼な態度を示している。彼は移籍ウィンドウの閉鎖前に手放すべきだった」と、指揮官の決断に疑問を呈した。
 
「あなたは監督だから、オプションを求めるが、ベンチに座らせるためにロナウドを保持する必要はないだろう。彼は史上最高の選手のひとりだ。それなのにヨーロッパリーグで1、2試合プレーさせただけだ。シーズンが進むにつれ、醜態をさらす羽目になるだろう。このまま彼がユナイテッドのベンチに座っているなら、毎週、毎週、醜態をさらすことになる。

 彼らはチャンスが来たときに手放すべきだった。彼は選択肢を持っていた、それは事実だ。ロナウドをベンチに座らせておくなんて、彼のような偉大な選手にとって馬鹿げた話だ」

 長らくユナイテッドでキャプテンを務めた51歳はまた、0−4でハーフタイムを迎えた時点で、C・ロナウドを投入すべきだったと訴えている。

「0―4で負けていたらどうすべきか分かるだろう。彼のゴール記録を見れば、誰よりもゴールネットを揺らすチャンスがあるはずだ。人々はゲームのプレッシング面に固執している。正しい位置にボールを入れれば、彼はゴールを決めるだろう」

 22歳の怪物ハーランドは目の前で圧倒的な活躍を見せ、サッカー界の主役交代を象徴するようなマンチェスター・ダービーとなった。10年以上に渡り、先頭を走り続けてきた背番号7は、このまま過去の選手となってしまうのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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