元イングランド代表のガリー・ネビル氏が、批判の的となっているトレント・アレクサンダー=アーノルドに助言を送った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 今月7日に24歳の誕生日を迎えるアレクサンダー=アーノルドは、下部組織からリバプールのトップチームに昇格以来、正確無比な右足を武器にアシストを量産。超攻撃的SBとして名声を高め、同ポジションの第一人者である元ブラジルのカフー氏も「ここ数年の進歩は素晴らしく、間違いなく世界最高の右サイドバックの1人だ」と絶賛していた。

 しかし今シーズンは、チームの調子が上がらないなかで、度々守備の脆弱性が槍玉に。先日のブライトン戦では三笘薫に翻弄され、現地メディアからは「アーノルドの悲惨さは守備の観点から再び悪化した。ミトマがドリブルで彼を葬った」と報じられるなど、カタール・ワールドカップ(W杯)行きも危うい状況となっている。

 自身も右SBとして一時代を築いたネビル氏は、『Monday Night Football』で苦しい日々を過ごすイングランド代表の後輩に言及。プレミアリーグで45アシストという、これまでの目覚ましい活躍を称える一方で、手遅れになる前に守備面の強化を促した。

「私は2年前、彼の守備は自分を苦しめると言った。この7、8試合、リバプールはトレントのエリアで失点している。彼はもう若手ではない。そう、年齢はあるが、経験はない。いまだに驚かされるのは、コミュニケーション、決断力、危険察知など、非常に基本的な観点のうち、4つ程度を教わる必要があるという事実だ」
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 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドはまた、アーノルドのW杯出場に関しても持論を展開。仮に本大会のメンバーから漏れたとしても、大会開催期間を課題改善に当てられると、ポジティブに捉えている。

「この国のサイドバックで、彼がやるようなパフォーマンスをできる選手はいないよ。彼が課題に取り組めば、最高の右サイドバックを手に入れられるだろう。これは特別なことで、もはやカフーだ。数か月間、それに取り組むように促したい。私たちは常に試合をしている。ワールドカップに出ないのはマイナスかもしれないが、彼のキャリアで最良の6週間となるかもしれない」

 セレソンの英雄レベルに到達できるポテンシャルがあるだけに、イングランドの右SBの先達はもどかしさを感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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