天皇杯は10月5日、準決勝の2試合が行なわれ、サンガスタジアム by KYOCERAでは、ともにJ1の京都サンガF.C.とサンフレッチェ広島が対戦。延長戦の末に広島が2−1で勝利を収めた。

 序盤から主導権を握ったのは広島。11分、満田誠の落としに反応したドウグラス・ヴィエイラがペナルティエリア手前左から放ったミドルシュートは、わずかに枠の右に外れる。中盤でセカンドボールをしっかりと回収し、好機を創出していく。

 27分には、佐々木翔の浮き球のパスに反応したD・ヴィエイラが前線に抜け出してGKとの1対1を迎える。しかし、左足のシュートには、GKマイケル・ウッドが立ちはだかった。

 京都もカウンターから決定機を生み出す。31分、ペナルティエリア右からのパウリーニョの折り返しに反応した宮吉拓実のシュートは、うまくボールを足にミートできず、枠を捉えられなかった。

 すると広島は36分、満田のシュートがペナルティエリア内で相手DFの手に当たり、PKを獲得。これをキッカーのD・ヴィエイラが冷静に右足でゴール左隅に沈め、1点をリードして前半を折り返す。
 
 ビハインドを負った京都は、それまで激しいマークに遭い、思い通りのプレーができていなかったピーター・ウタカが後半に入って息を吹き返す。64分、速攻から前線でボールを受けたP・ウタカがドリブルでゴール前に持ち込み、左足で放ったシュートは、GK大迫敬介のファインセーブに阻まれた。

 それでも79分に同点弾。途中出場のイスマイラがペナルティエリア右から強烈なシュートを決めてゲームを振出しに戻した。試合は90分では決着つかず、1−1で延長戦へ突入する。

 そして、95分に広島が得点。エゼキエウのスルーパスに抜け出したナッシム・ベン・カリファが右足のグラウンダーのシュートをゴール左に突き刺す。このまま最後までスコアボードは動かず、広島が2013年以来、9年ぶりのファイナル進出を決めた。

 広島は16日に、決勝でJ2のヴァンフォーレ甲府と対戦。日産スタジアムで14時キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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