[J1第33節]川崎2-1神戸/10月29日/等々力陸上競技場
 
【川崎|採点】
スタメン)
GK
チョン・ソンリョン 6.5
DF
山根視来 6.5
谷口彰悟 6.5
車屋紳太郎 6
登里享平 6(71分OUT)
MF
ジョアン・シミッチ 6(62分OUT)
脇坂泰斗 6(71分OUT)
橘田健人 6.5
FW
家長昭博 7 MAN OF THE MATCH
マルシーニョ 6.5(87分OUT)
小林 悠 6.5
 
途中出場)
MF
大島僚太 6(62分 IN)
FW
知念 慶 6(71分IN)
DF
ジェジエウ 6(71分IN)
FW
遠野大弥 ―(87分IN)
 
監督)
鬼木 達 6.5
 
【川崎|寸評】
 今節を含めて残り2試合で、首位の横浜との勝点差は「2」。勝ち続けるしかない川崎は2週間の準備期間もあったことで、ホーム最終戦で力強いゲームの入りを見せる。素早い攻守の切り替えなどからチャンスを作り、20分には右の家長のクロスから相手DFの連係ミスをついてマルシーニョが先制ゴールを決める。
 
 しかしその後はなかなか追加点を奪えずにいると、51分には小林祐の美しい直接FKで同点に追いつかれた。他会場で横浜が浦和をリードしているなか、ドローでは横浜の優勝が決まる状況で攻め続けた川崎は、80分過ぎに小林が相手ゴール前で倒され、VAR判定の末にPKをゲット。
 
 重圧のかかるシチュエーションで冷静にネットを揺らした家長の精神力はさすがで、PKゲットの小林、最終ラインを支えた谷口、中盤の強度を上げた橘田、1失点も好セーブを見せたチョン・ソンリョンらも評価したい。
 
 大島の戦列復帰という嬉しいニュースもあり、最終戦のFC東京とのアウェー戦へ逆転優勝の望みをかける。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【J1第33節PHOTO】川崎2−1神戸|家長昭博が決勝弾!三連覇の希望を最終節に繋ぐ勝利!
 
【神戸|採点】
スタメン)
GK
坪井湧也 5.5
DF
山川哲史 5
菊池流帆 4.5
小林友希 5
酒井高徳 5.5
MF
大﨑玲央 5.5(86分 OUT)
武藤嘉紀 5.5(86分OUT)
山口 蛍 6
小林祐希 6.5(74分OUT)
汰木康也 5.5(61分OUT)
FW
大迫勇也 6
 
途中出場)
FW
小田裕太郎 5.5(61分IN)
MF
アンドレス・イニエスタ 6(74分IN)
MF
佐々木大樹 ―(86分IN)
MF
扇原貴宏 ―(86分IN)
 
監督)
吉田孝行 5.5
 
【神戸|寸評】
 守備時は4-4-2、攻撃時は4-3-3に変化するシステムで、序盤は川崎に攻められる時間が短くなく、20分には連係ミスから先制点も奪われた。もっとも後半から復調し、51分には小林祐のビューティフルなFKで同点に追いつき、勝ち越しのチャンスも作った。しかし、小林友がPKを取られ、勝ち越された。
 
 そのなかでも大迫は前線で身体を張り、山口もアグレッシブにゴール前へ。一方、前半は失点に絡むなどした菊池は後半に挽回したが……。Jデビューを飾ったGK坪井は好セーブも見せるなど川崎の攻撃を食い止めたが、結果的には2失点。PKも指先で触れていただけに、本人も試合後に語ったように、悔しさと感慨深さが混じった試合になった印象だ。それにしても、やはり小林祐のFKは何度も見たくなる素晴らしい一発だった。
 
 また戦列復帰となったイニエスタのプレーはやはり溜息が漏れる美しさ。出場時間は短かったが、一つひとつのパス、トラップが高次元だった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)