[J1第33節]横浜4−1浦和/10月29日/日産スタジアム

【横浜|採点】
スタメン)
GK
高丘陽平 6.5
DF
小池龍太 7
岩田智輝 7.5
エドゥアルド 7.5
永戸勝也 7
MF
渡辺皓太 7(89分OUT)
喜田拓也 7(80分OUT)
西村拓真 7
FW
水沼宏太 7(74分OUT)
アンデルソン・ロペス 8(89分OUT)【MAN OF THE MATCH】
エウベル 8(74分OUT)

途中出場)
FW
仲川輝人 6.5(74分IN)
FW
ヤン・マテウス 6.5(74分IN)
MF
藤田譲瑠チマ −(80分IN)
DF
松原 健 −(89分IN)
FW
レオ・セアラ −(89分IN)

監督)
ケヴィン・マスカット 7.5
 
【横浜|寸評】
 優勝が懸かった第32節のG大阪に0−2、それから中3日で迎えた第27節の磐田にも0−1で敗れ、ホーム2連敗を喫してから約2週間半。この中断期間で「チームはしっかり切り替えた」(マスカット監督)と、今季ベストメンバーで臨む。序盤から“横浜らしい”攻撃的なサッカーを展開すると、17分にサイド攻撃から先制。その後も攻撃の手を緩めず、37分にまたサイドから崩して2点目をゲットする。

 後半、さらに畳み掛けて57分と65分に加点。一瞬の隙を突かれ67分に失点するも、その後は選手全員が最後まで集中力を切らさず試合は終了。2位川崎が神戸に2−1で勝利したため優勝は1週間後の最終節に持ち込みとなったが、3年ぶり5度目のリーグ制覇に近づく勝点3を獲得した。

 攻撃陣は、この日2ゴールを挙げるとともに、37分にはペナルティエリア内で浦和のDF陣を抜き去り、A・ロペスの得点につながるキレキレのドリブルを披露したエウベル、高精度クロスで先制点をアシストするなど何度もチャンスを演出した水沼、豊富な運動量で攻守に貢献した西村と、誰もが高評価に値する活躍だった。

 MOMにはA・ロペスを選出。難しい体勢のポストプレーでも正確にボールを味方につないで攻撃の基点となれば、エウベルと同じく2ゴールを奪い、出色の出来だった。

 ボランチの渡辺と喜田はともに攻→守の切り替えが早く、相手陣内でボールを奪取したり、攻撃を遅らせたりするなどディフェンス面で光った。CBのエドゥアルドと岩田は不安を感じさせない安定感のある守備を披露。67分にエドゥアルドの裏を突かれて失点したが、ほぼ完璧と言えるプレーだった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
 
[J1第33節]横浜4−1浦和/10月29日/日産スタジアム

【浦和|採点】
スタメン)
GK
西川周作 5.5
DF
酒井宏樹 5
岩波拓也 5
アレクサンダー・ショルツ 5
MF
大畑歩夢 5(61分OUT)
大久保智明 4.5
伊藤敦樹 4.5(80分OUT)
岩尾 憲 5
松尾祐介 4.5
江坂 任 4.5(61分OUT)
FW
キャスパー・ユンカー 5.5(71分OUT)

途中出場)
MF
小泉佳穂 5(61分IN)
MF
明本考浩 5(61分IN)
MF
柴戸 海 −(80分IN)

監督)
リカルド・ロドリゲス 5
 
【浦和|寸評】 
 2戦続けて4−4−2だったフォーメーションを3−4−2−1に変更。2週間前の前節に2トップの一角を担ったリンセンに代えて江坂を起用し、守備時は5バックにして最終ラインの枚数を増やし、マンツーマン気味のディフェンスを試みたが、大量失点を喫した。

 序盤こそ酒井の持ち上がりなどでチャンスを作ったが、15分以降は押し込まれる展開を強いられる。ゴール前でのショルツや岩波の身体を張ったディフェンスで耐える場面もあったが、17分に先制されると37分には追加点を許した。

 特に、左サイド=相手にとっての右サイドを再三突破された。先制点は水沼のシュートのこぼれ球をエウベルに押し込まれ、2失点目は水沼の縦パスを受けた小池龍のクロスでCKを取られたのがきっかけだった。

 攻撃面でも苦戦。相手ボランチの的確な位置取りによって、松尾と大久保は持ち味の縦への突破を封じられ、江坂はボールに絡む回数が少なかった。相手攻撃陣に押し込まれていたため、伊藤のゴール前への飛び込みや岩尾の縦パスもなかなか出せなかった。

 ロドリゲス監督が「球際もっと強く」と言って送り出した後半も、展開を変えられなかった。前半に続いて押し込まれ、57分と65分にゴールを割られてしまう。特定の選手のミスというよりも、チームとして全体的に分厚い横浜の攻撃陣を抑え切れなかった印象が強かった。

 ただ、大差となっても諦めず、終盤は数多くのチャンスを作り出した。4点差とされた直後の67分には、西川からのロングボールを収めたユンカーが大久保とのコンビネーションで1点を返した。ユンカーと大久保の質の高さを見せつけた意地のゴールだった。

 また、守護神・西川は序盤から好守が目立ち、大量失点後も集中力を切らさず、終盤にも何度もビッグセーブを披露した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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