今乗りに乗っているのが、レアル・マドリーのフェデリコ・バルベルデだ。

 24歳のウルグアイ代表MFは、11月2日のセルティック戦(5−1、チャンピオンズリーグのグループステージ最終節)で、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースの両ベテランと中盤を形成。すると、好調さを体現する圧巻のパフォーマンスを披露した。

 まずは開始6分、自身のシュートで相手のハンドを誘発し、モドリッチの先制点に繋がるPKを獲得すると、61分には鋭いクロスでヴィニシウス・ジュニオールの4点目をアシスト。そして最大の見せ場は71分だ。ペナルティエリア手前から絶妙なコントロールショットを叩き込み、ゴールラッシュを締め括った。

 これでバルベルデは自身が出場した直近5試合で4ゴール・2アシスト。得点は全てエリア外からのミドルシュートだ。昨季までモドリッチ、クロースと黄金のトライアングルを築いたカゼミーロはマンチェスター・ユナイテッドに去ったなか、飛躍の時を迎えている。

 逞しさが増す背番号15に対し、英紙『Daily Mail』によれば、元イングランド代表MFジョー・コール氏は、世界最高のMFになる可能性があると絶賛。ドルトムントで大活躍中の代表の後輩、ジュード・ベリンガムの名も挙げ、こう訴えた。
 
「彼は若い選手たちの中で、ベリンガムと一緒に木のてっぺんに立っている。ベストになる寸前と言える。ボックス・トゥ・ボックスでゴールを決めるし、テクニシャンだ。(昨季のチャンピオンズリーグ)決勝では縁の下の力持ちだったが、リバプール相手に傑出していた。彼は2年前くらいに私が目をつけていた選手の1人だ。

 彼はカゼミーロ、クロース、モドリッチの中に割って入るのは難しいと見ていた。素晴らしい選手たちだからね。彼はじっと待ちながら、偉大な選手たちから学ぶ必要があったんだ。今年のスタッツは驚異的で、得点、アシスト、得点関与から信じられないような選手だと分かる。この国ではよくベリンガムの話題になるが、彼はそれに全く劣らない優れた選手だ」

 一方、バルベルデ本人はセルティック戦後、「疲れはあるが、得点の継続とチームのサポートが大切だ」と殊勝に語っている。

「それが僕のやり方なんだ。走って、全てを捧げる。近くにいた多くの人たちが、僕のシュートを活かすべきだと言っていた通り、今はそうしているし、この状況をとても楽しんでいる」

 昨季は公式戦わずか1ゴールに終わったバルベルデだが、マドリー5年目の今季はすでに8ゴールをマーク。大エース、カリム・ベンゼマを凌ぐ得点数を誇っており、得点源としても欠かせぬ存在となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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