現地時間11月12日、ベルギーリーグ第17節のシント=トロイデン(STVV)対サークル・ブルージュが行なわれ、ともにカタール・ワールドカップに臨む日本代表に選出された前者のシュミット・ダニエルと後者の上田綺世の対決が実現。上田のゴールが決勝点となり、1-0でアウェーのサークル・ブルージュが勝利を収めている。

 決勝ゴールが生まれたのはスコアレスで迎えた69分。最終ラインからのフィードをケビン・デンキーがフリックしたパスに上田が反応。素早く裏に抜け出すと、背後にDFのプレッシャーを受けながらも右足を振り抜く。このシュートがシュミットの脇をすり抜けてネットを揺らした。

 その日本人ストライカーの躍動に、現地紙『Het Nieuwsblad』も「日本代表のW杯プレーヤーであるウエダが、サークルに重要な3ポイントをもたらした」と称賛している。
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「彼はもうすぐW杯に行くことが許され、試合前にはSTVVの日本人オーナーから花が贈呈された。だが、それも試合が始まれば関係ない。ウエダは日系チームに対しても容赦がない。この試合で唯一となった勝利に導くゴールを決めるのを止めなかった。勝点3を得たサークルは、8位に浮上した」

 また、得点シーンでは「同胞を鮮やかに打ち破ってみせた」と綴っている。

「数少ないチャンスはお互いにあったが、モノにしたのはサークルだった。沈黙の呪縛を破ったのがウエダだ。デンキーからのパスを受けて、敵陣の深い位置にいた上田はDFを惑わせ、最後は同胞のシュミットを鮮やかに打ち破り、ゴールにボールを入れてみせた。試合前にホームクラブから花束を受け取った男こそが、まさにそのチームを下す男となったのである」

 上田は前節ルーベン戦に続く2戦連発で今季通算7点目となり、カップ戦を含めれば公式戦3試合連続ゴールと調子を上げている。カタールW杯での躍動に期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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