今年で第101回を迎える全国高校サッカー選手権大会。11月16日時点で出場全48チーム中47チームが出場を決め、残すは今週末の広島決勝のみとなった。

 夏のインターハイ王者・前橋育英(群馬)や昨年度の選手権を制した青森山田(青森)、同準優勝の大津(熊本)、同ベスト4の高川学園(山口)、さらには昌平(埼玉)、神村学園(鹿児島)といった強豪が軒並み本大会へ名乗りを上げたのに対し、地区予選で意外な敗退に終わった名門も少なくない。

 インターハイ準優勝の帝京(帝京)は東京A予選の準決勝で國學院久我山に敗北。ほかにも近年の選手権を沸かせてきた静岡学園(静岡)、矢板中央(栃木)、帝京長岡(新潟)、東福岡(福岡)、関東一(東京)、桐光学園(神奈川)、四日市中央工(三重)、滝川二(兵庫)、瀬戸内(広島)、長崎総科大附(長崎)といった常連校が地区予選で姿を消した。

 千葉予選では、ついに2強の牙城が崩れた。流経大柏と市立船橋の両横綱による覇権時代は9年でストップ。そこに割って入ったのが日体大柏で、嬉しい初出場を決めている。芦屋学園(兵庫)、帝京五(愛媛)、飯塚(福岡)も選手権は今回が初出場で、勢いのままに本大会でも旋風を巻き起こしそうな気配だ。

 今年1月に他界した名将・小嶺忠敏氏がかつて指揮を執り、選手権優勝6回を誇る国見(長崎)の復活劇も大きな話題を呼んだ。小嶺氏の教え子である木藤健太監督の下でスタイリッシュに進化を遂げて、県決勝ではアディショナルタイムに決勝点を挙げる劇的な展開で創成館を撃破した。実に12年ぶりとなる選手権の檜舞台だ。
 
 11月20日に行なわれる最後の出場切符を懸けた広島決勝も興味深い顔合わせだろう。新たな勃興勢力で初出場を目ざす広島国際学院と、第87回大会覇者で17回目の本大会行きを狙う県内きっての名門・広島皆実の対決だ。手に汗握る白熱の攻防戦が期待される。

 勢力図が大きく変動しそうな第101回大会は、すでに近年稀にみる群雄割拠の戦国模様を描き出している。注目の組分け抽選会は11月21日に実施。本大会は今年も12月28日に開幕、1月9日に決勝戦が行なわれる予定だ。

構成●高校サッカーダイジェスト編集部

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