11月16日に開催されたブンデスリーガジャパンツアー2022で、鎌田大地と長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトと、浦和レッズが埼玉スタジアム2002で対戦。鎌田はカタール・ワールドカップを日本代表メンバー入りのため不在だったが、負傷で長らく戦列を離れていた長谷部誠はベンチ入りした。

 昨日来日したフランクフルト一行は、さすがに疲労の色が隠せない様子で、前半に2失点。後半にも2失点と若手主体の守備面で脆さを露呈したが、後半から出場したFWアレクサンダー・ショルツ、FWナチョ・フェリが1点ずつを挙げ、4-2で試合を終えた。

 古巣・浦和との凱旋試合となった長谷部は74分から出場し、キャプテンマークを巻いて試合終了までプレー。故障からの“復帰戦”を終えた後は、場内を一周して2万4027人のファンへ手を振り続けた。

 試合後の記者会見に、オリバー・グラスナー監督とともに出席した38歳のベテランは「自分の古巣である埼玉、そしてさいたまスタジアムでプレーできてうれしく思います」と述べた。
【ブンデスリーガジャパンツアーPHOTO】浦和4−2フランクフルト|長谷部誠が浦和に凱旋!浦和レッズがフランクフルトに快勝!!
「今日の試合は浦和が勝利に値したと思いますし、ブンデスを代表して来ているのでもっと良いサッカーをしたかったというのも本音ですが、大阪まではまだ準備期間があるので、さらに良い試合がしたいなと。

 個人的にはやはり、このスタジアムで、多くの浦和サポーターの前でプレーして、最後にスタジアムを一周しているとき、自分のユニホームを多く掲げてくれているのが目に入って。浦和だったり、日本代表だったり、アイントラハトのものだったりと、本当に多くの人が掲げてくれていて、本当に感動しました。こんなに幸せなことはないなと。日本に来られて、本当にうれしく思っています」

 そして、グラスナー監督も「素晴らしい光景だった」と浦和サポーターと長谷部のファンが創り出した光景に賛辞を贈っている。

「ハセベがピッチインする際、(敵である)浦和サポーターからも大きな拍手が送られた。素晴らしい光景だった。それは、彼が日本でプレーしていた時を含めて、選手として、人として、ファンやサポーターの皆さんに素晴らしい人間だと認められていた証だと思う。私自身もとても感動したし、嬉しく思った」

 浦和の誇りである“長谷部誠”を歓迎するファンの気持ちは、間違いなく伝わったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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