アジアカップ2019決勝で日本を撃破し、初の王者に輝いたカタール代表。その後も潤沢なオイルマネーを駆使して強化に尽力し、開催国として特大の期待を背負って臨んだワールドカップだったが、現実はあまりにも厳しかった。
【画像】あれ? サポーターが消えた! カタール代表を応援していたゴール裏の「開始前」と「終了7分前」の好対照ショットはこちら!

 現地11月25日、カタールはグループステージの第2戦をセネガルと戦い、今大会初ゴールを決めたものの1−3で完敗。その後に行なわれたオランダ対エクアドル戦がドローでタイムアップを迎えたため、連敗を喫したカタールのグループステージ敗退が早々に決まってしまったのだ。

 開催国が決勝トーナメントに進めなかったのは、2010年大会の南アフリカに次いで2例目。第1戦で開催国が敗れたのも初なら、2連敗によって最速での敗退が決まった開催国という汚名も与えられた。大会が開幕してからも人権問題や女性差別など欧米各国から痛烈なバッシングを浴びていたが、肝心のピッチ上でも不本意な結果に終わったのである。

 そんな不甲斐ない代表チームに、地元サポーターも総スカンだ。英紙『Mirror』は、「ハーフタイムだ。まだ0−1のスコアだったにも関わらず、すでにゴール裏の“ウルトラス”がいるエリアでは空席が目立ち始めた。もう諦めて帰路についたのである」とレポート。「84分に決定的なゴールを決められて1−3になると、ファンの大半は代表チームに背を向けて立ち去った。彼らは見放されたのだ」と伝え、試合前と終了間際に撮られた2枚の写真を好対照に紹介した。
 
 この日、第1戦でイングランドに2−6と惨敗を喫したイランが、ウェールズを相手に2−0と快勝。サウジアラビアがアルゼンチン戦で、日本がドイツ戦で大金星を挙げ、アジア勢が勢いに乗る最中で、もっとも躍進が期待されたカタールだけが取り残されてしまった格好だ。

 最終戦は強豪オランダが相手。ホストカントリーとして、屈辱の3連敗だけは避けたいところだが――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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