【カタールW杯|グループE2節】スペイン1−1ドイツ/11月27日/アルバイト・スタジアム

【スペイン|採点】
●スタメン
GK
23 ウナイ・シモン 5.5
 
DF
16 ロドリ 5.5
 
18 ジョルディ・アルバ 6.5(82分OUT)
 
20 ダニエル・カルバハル 5.5
 
24 エメリック・ラポルト 6
 
MF
5 セルヒオ・ブスケッツ 6
 
9 ガビ 6.5(66分OUT)
 
26 ペドリ 6.5
 
FW
10 マルコ・アセンシオ 5.5(66分OUT)
 
11 フェラン・トーレス 5.5(54分OUT)
 
21 ダニ・オルモ 6

●途中出場 
FW
7 アルバロ・モラタ 7(54分IN)
 
MF
8 コケ 5(66分IN)
 
FW
12 ニコ・ウィリアムス 5(66分IN)
 
DF
14 アレハンドロ・バルデ ―(82分IN)
 
●監督
ルイス・エンリケ 5.5
 
【スペイン|寸評】
 試合序盤から中盤のバルサ・トリオを軸に得意の細かいボール回しと、前線の流動的なポジションチェンジを活かしながら試合を支配。徐々にドイツのプレスに引っかかるシーンが増えたものの、62分には途中出場のモラタがクロスをワンタッチで沈めて先制にも成功した。
 
 ただし、ガビをコケ、アセンシオをN・ウィリアムスに代えた66分を境にボール支配に澱みが出てリズムを失い、88分には同点弾を食らう。勝利していれば決勝トーナメント進出にグッと近づいていただけに、悔やまれるドローとなった。
 
 サイドチェンジが光ったラポルト、流石のボール回しを見せたブスケッツ、ガビ、ペドリは、そして崩しのアイデアが豊富なダニ・オルモ、2試合連続で途中出場からゴールのモラタなどは、12月1日のグループステージ第3戦で戦う日本も警戒が必要だろう。
 
 一方でGKのU・シモン、CBのロドリ、右SBのカルバハルは、ドイツのハイプレスの餌食となりビルドアップ時のミスが目立った。とにかくリスクを負ってでも最後尾からの展開にこだわりを見せるチームだけに、日本も継続的な強度の高いプレスで引っ掛け、ショートカウンターに繋げたい。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【ドイツ|採点】
●スタメン
GK
1マヌエル・ノイアー 6
 
DF
2 アントニオ・リュディガー 6
 
3 ダビド・ラウム 6(87分OUT)
 
5 ティロ・ケーラー 5.5(70分OUT)
 
15 ニクラス・ジューレ 5.5
 
MF
6 ヨシュア・キミッヒ 6
 
8 レオン・ゴレツカ 6
 
10 セルジュ・ニャブリ 5.5
 
MAN OF THE MATCH
14 ジャマル・ムシアラ 7
 
21 イルカイ・ギュンドアン 5.5(70分OUT)
 
FW
13 トーマス・ミュラー 5.5(70分OUT)
 
●途中出場
FW
9 ニクラス・フュルクルク 7(70分IN)
 
DF
16 ルーカス・クロスターマン 6(70分IN)
 
FW
19 レロイ・ザネ 5.5(70分IN)
 
MF
18 ヨナス・ホフマン ―(85分IN)
 
DF
23 ニコ・シュロッターベック ―(87分IN)
 
●監督
ハンジ・フリック 6
 
 ミュラーをCF、ギュンドアンをトップ下に回して実質3センターハーフにするなど、まさかの敗戦を喫した日本戦よりも慎重な布陣でスタート。序盤こそ主導権を奪われたものの、ハイプレスから相手のビルドアップを寸断して逆襲速攻に転じるシーンが徐々に増えていった。W杯らしいハイレベルな攻防となった。
 
 先制点を奪われたものの70分の3枚替えが功を奏してチームが活気付き、そのうちの1人だったフュルクルクが83分に豪快な右足フィニッシュで同点ゴールを決めた。勝点1を持ち帰り、次のコスタリカ戦に向けてなんとか首の皮一枚で繋がった。
 
 個人に目を向けると、誰よりも傑出していたのがムシアラだ。日本戦と同様、鋭いドリブルで敵の守備網を切り崩し、フュルクルクのゴールもアシストした。出来がイマイチで途中でベンチに退いたミュラーやニャブリに代わって、ドイツの攻撃を牽引したのは19歳の神童だった。
 
 失点シーンで相手を捕まえきれなかったケーラーとジューレ、ボールタッチが少なかったギュンドアンなどは不満の残る出来に。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)