「あまり注目してなかったんですけど…」中村俊輔がW杯で感銘を受けた22歳のMFとは?「パスも上手いし、守備のバランスの取り方がすごくいい」
22年シーズン限りで現役を引退した元日本代表MFの中村俊輔氏が、カタール・ワールドカップで感銘を受けた有望株について語った。
ラ・リーガ第15節のバルセロナ対エスパニョールを『WOWOW』で解説した中村氏はハーフタイム中、先のW杯でプレーしたラ・リーガの選手が取り上げられたなかで、決勝でアルゼンチンに敗れたフランスの中で注目した選手を問われた。
すると、「あまり注目して見てなかったので、このワールドカップでチェックしてたんでけど」と切り出し、レアル・マドリーに所属する22歳の守備的MF、オーレリアン・チュアメニの名前を挙げた。
「ビッグクラブにいるんで疑いの余地はないですけど、パスも上手いですし、なかなか分かりづらいですけど、守備のバランスの取り方がすごくいい。味方の選手がいて、自分がいま何をしなきゃいけないんだと」
中村氏は「ストッパーの前で個の力もあり、フィルターをひとりで掛けられる。プレーゾーンが広いんで、(フランス代表監督のディディエ)デシャンが好きなんだろうなぁ」と賞賛を続けた。
ポール・ポグバやエヌゴロ・カンテを欠く中、フランスの中盤を支えたボランチのプレーが気に入ったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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