「並外れたセーバー」サレルニターナの守護神オチョア、セリエAデビュー戦で好セーブを連発!ミランに敗れるも高評価「スキルは世界トップレベル」
2022年12月29日にセリエAのサレルニターナに加入したメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアが、23年1月4日に行なわれた16節のミランに初出場して好セーブを連発した。
まず、6分にラファエウ・レオンとの1対1を左足でシュートブロック。10分と15分にそれぞれレオンとサンドロ・トナーリにゴールを許してしまったが、ここからワールドカップ(W杯)を5度経験している守護神が本領を発揮する。
32分、オリビエ・ジルーの至近距離のシュートを足先ではじき出す。82分には、ジルーのボレーシュートを横っ飛びで防ぎ、そのこぼれ球に反応したシャルル・デ・ケテラーレのシュートも左足で止めるなど、2連続ファインセーブ。98分にもデ・ケテラーレのミドルを手に当てて枠の外にはじき出した。
メキシコ代表の守護神としてカタールW杯でも活躍したオチョアは、母国のクラブ・アメリカとの契約を満了してフリーでサレルニターナに移籍。セリエAでのデビュー戦でいきなり大活躍を見せた。
イタリアのメディアはミラン戦のオチョアを高評価。サレルニターナは1−2でミランに敗れたが、『Gazzetta dello Sport』紙は、ゴールを決めてミランを勝利に導いたレオンに「7」、トナーリに「7.5」の採点を付ける一方、オチョアには「8」を付けて「並外れたセーバー」と評しているのだ。
また、セリエAのYouTube公式チャンネルは、ミラン戦でのオチョアのセーブ集をアップすると、「素晴らしいGKだ」、「彼のスキルは世界トップレベル」、「なぜオチョアはこんな小さなチームでプレーしているのだろう」など、多くのコメントが瞬く間に書き込まれた。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【動画】ミラン戦で披露したオチョアのスーパーセーブ集をチェック