「日本で最高の選手だった」堂安律、ブンデスでプレーするキッカケとなった名手を明かす!「1秒ですぐに決めた」
ワールドカップでの活躍は注目を集めた。だが、堂安律はさらなる高みを目指している。まず目標となるのは、シーズン二桁得点だ。
フライブルクに所属する堂安が1月18日、ブンデスリーガ公式サイト英語版のインタビューで、さらなる飛躍への意気込みを見せた。
ブンデスリーガでずっとプレーしたかったか問われると、「イエス。香川真司選手が理由だと思う」と、先輩の名を挙げて答えている。
「多くの日本の選手がブンデスでのプレーを望んだのは、彼が当時の日本で最高の選手だったからだ。自分もそのひとり。ビーレフェルトと契約したときにブンデスでプレーする夢がかなった。1秒ですぐに決めた。簡単だった」
ドイツの地で戦う日本人選手は少なくない。ワールドカップでは、そのことがドイツとの対戦で役立ったとも言われた。堂安もフライブルクの同僚、クリスティアン・ギュンターとマティアス・ギンターがいたドイツとの試合で同点弾を挙げ、逆転勝利に貢献している。
「ドイツ戦後に多くの(フライブルクの)選手がメールで得点と勝利を祝ってくれた。うれしかった」
フライブルクはブンデスリーガで首位バイエルンに4ポイント差の2位と絶好調だ。リーグ戦は20日から再開。フライブルクは21日にヴォルフスブルクと敵地で対戦する。
日本代表MFは「ハングリーさを保つことがとても重要だ。ハングリーになって、もっともっとやりたい」と意気込みを露にした。
「毎日自分に言い聞かせている。成功したら気持ちを落とす選手もいるけど、自分はさらにうまくなろうと自分をプッシュしなければいけないと感じている。サポーターのためにも、自分のためにもね。それが大事なことだ」
具体的な数字も口にした。24歳のレフティは「もっと得点が必要だ」と述べている。
「ボックス内で決められなかったチャンスがたくさんあった。今は公式戦で4得点。10ゴール決めたい。だからあと6得点。現実的な目標だと思う。実現させたい」
日本のワールドカップが終わってから1カ月以上が過ぎて迎えるリーグ再開。堂安のシーズン後半戦に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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