「ミトマのサッカー脳がイングランドに大混乱をもたらした」プレミア席巻の三笘薫、戦術眼と打開力をカルチョが絶賛!「内側に切り込めば無双だ」
先のリバプール戦で空中のダブルタッチからゴラッソを決めた三笘薫への注目は増すばかりだ。
“カルチョの国”イタリアのメディア『The Cult of Calcio』は2月1日、「ロベルト・デ・ゼルビがブライトンの南海岸にカルチョを連れてくる」と題した記事を掲載。今シーズン途中に就任し、ブライトンに攻撃サッカーを植え付けたイタリア人指揮官を特集し、その中でプレミアリーグを席巻する日本代表アタッカーに賛辞を寄せている。
チェルシーへ引き抜かれたグレアム・ポッター時代はスーパーサブ止まりだったものの、デ・ゼルビの下で不動のレギュラーに定着した三笘について、同メディアは次のように賞賛した。
「18歳のFWエバン・ファーガソンとともに日本人ウインガー、カオル・ミトマの登場により、ブライトンの攻撃が再燃した。左サイドでエクアドルのSBペルビス・エストゥピニャンと強力なパートナーシップを結んだ彼のサッカー脳がイングランドのフットボールに大混乱をもたらしたのだ」
記事は、「大学在学中にドリブルに関する論文を書いたミトマは、デ・ゼルビの下でプレーする技術をすでに習得しているようだ」とし、こう続けている。
「デ・ゼルビ監督は、相手のディフェンスラインを間延びさせるために、ウインガーがワイドにとどまるのを好む。彼らはめったにクロスを放り込まない。ミトマは優れた敏捷性と素早いスピードの切り替えにより、内側に切り込んだ時は無双だ。その時、エストゥピニャンは逆(縦)に動き、巧みにプレーをサポートする」
三笘とファーガソンは、まさにゼ・ゼルビ体制になってから重用された選手。ここにソリー・マーチやダニー・ウェルベック、アレクシス・マク・アリステルらが絡むブライトンのアタックは迫力満点で、デ・ゼルビの攻撃サッカーはプレミアで注目を浴びている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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