現地時間2月25日に開催されたプレミアリーグの第25節で、冨安健洋が所属する首位のアーセナルが、降格圏と4ポイント差の14位に沈むレスターと敵地で対戦した。冨安は2試合連続でベンチスタートとなった。

 前節のアストン・ビラ戦(4−2)で公式戦5試合ぶりに勝利を収めたアーセナルは、立ち上がりから圧倒的にボールを支配して押し込む。

 26分にはCKの流れからCFで先発したトロサールが、ペナルティエリア手前で右足を一閃。強烈なシュートをゴール右隅に突き刺し、先制点かと思われたが、直前のホワイトのGKウォードへのファウルを取られ、得点は認められない。

 スコアレスで折り返すと、迎えた46分に試合を動かす。トロサールの絶妙な股抜きパスをエリア内で受けたマルチネッリが、右足で冷静に流し込んだ。カタール・ワールドカップにも出場した21歳のブラジル代表FWは2戦連発で、自身初のリーグ戦二桁得点にリーチをかけた。
 
 勢いに乗ったアウェーチームは55分にも、マルチネッリのラストパスからサカがネットを揺らすが、オフサイドで追加点とはならない。

 62分にはレスターが先に動き、2枚替えを敢行。イヘアナチョとテテを下げ、ヴァーディーとティーレマンスを送り込む。対してアーセナルは70分に先制点をアシストしたトロサールに代え、ヌケティアを投入する。

 その後、アーセナルはレスターの反撃を受け、自陣での守備の時間が多くなり、思うようにチャンスを作れない。

 結局、後半開始早々の先制点以降はスコアが動かず、1−0でタイムアップ。19年ぶりのプレミアリーグ制覇に向け、マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いをしているアーセナルが、苦しみながらもきっちりと勝点3を積み上げた。

 なお、冨安は最終盤の93分に、ウクライナカラーの腕章を巻いて先発したジンチェンコとの交代でピッチへ。そのまま左SBに入っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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