2月26日に行われたリーグカップ決勝で、セルティックは宿敵レンジャーズに2-1と勝利し、昨季に続く連覇を果たした。

 先発出場した旗手怜央は後半、ペナルティエリア内に侵入して折り返し、古橋亨梧のこの日2点目となるゴールをお膳立てした。その後、76分に岩田智輝と交代している。

 2ゴールでチームにタイトルをもたらした古橋が絶賛されるなか、中盤に欠かせない大黒柱となっている旗手に対する賛辞も絶えない。英衛星放送『Sky Sports』によると、セルティックOBのマーク・ウィルソンは、旗手が出色の出来だったと称賛している。

「彼の動きやボールがないときの走りは見てのとおりだが、他の選手たちと違ったのはボールを持ったときのクオリティだ」
 
 元スコットランド代表DFは「彼はほかの選手たちより図抜けていたと思う。今季のセルティックの公式戦でスターだったのは、ハタテだと思うね。決勝であれができるなら、さらにもっと際立つのは当然だ」と続けている。

「アンジェ・ポステコグルーが彼を下げたときは驚いた。レンジャーズが試合に戻ってきていたところだからね。少しどうなるか分からなかった。アンジェがベンチメンバーや新加入選手たちを信頼していることの表れだ」

 そして、「どれほどのプレッシャーかを彼から聞くことはないが、とてもうまく対処した」と、ポステコグルーのことも称えた。

「特に2点目が決まったときに、彼がどれほど安心したか分かったと思う。試合終了の笛で重荷から解放されたのが分かっただろう。彼は良い夜にふさわしかった。大変な仕事をしてきたからだ」

 ポステコグルーや古橋にとってセルティックで3つ目、旗手にとっては2つ目のタイトル獲得となった。リーグで首位を快走する彼らは、さらにトロフィーを増やそうと意気込んでいるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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