ついにインスタグラムのフォロワー数が1200万を超え、英国をはじめ欧州で絶大な人気を誇る女子フットボーラーがいる。アストン・ビラ・ウィメンに所属するスイス女子代表FW、アリシャ・レーマンだ。

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　バイセクシャルであることを公言している24歳は、その天真爛漫な性格と歯に衣着せぬ物言いで、とりわけ女性から厚い支持を得ているという。先日は英国の高級紙『The Times』にロングインタビューが掲載されるなど、その言動に注目度が高まっているインフルエンサーだ。

　そんなレーマンの元に、「奇想天外なオファーが届いた」と英紙『The Mirror』が報じている。その提示額は「10万ポンド（約1650万円）」だという。

　同紙によると、オファーを出したのは成人向けアダルトサイトの『My Club』。その代表を務めるマイク・フォード氏がじきじきの出演を嘆願したようで、5万ポンドはレーマン自身に、残る5万ポンドはスイス女子リーグの発展のために寄付すると持ち掛けたようだ。

　気になるのはオファーの内容だが、どうやらレーマンにサイト内で“部屋”を開設してもらい、日々のトレーニングでの画像を投稿したり、ユーザーとチャットをしたりといったもの。なかなかの高額オファーながら、実態は明らかに会員制アダルトサイトのそれであり、レーマンは即座に断ったという。
 
　彼女は『The Times』紙のインタビュー内で「たくさんのファンは、私のプライベートのところしか観てくれていない。実際に私がどのようにプレーするのかに興味を持ってもらえないのよ。こればかりはさすがにガッカリさせられる」と嘆いていた。「毎日すごく必死に練習しているし、ベストプレーヤーになりたいと思わない日は一日もない」と続け、フットボーラーとしての進化に邁進すると誓ったばかりだった。拒否されるのも当然だろう。

　右サイドからのチェンスメイクを得意とするレーマンは、夏に開催される女子ワールドカップ（オーストラリアとニュージーランドの共催）にもスイス女子代表の一員として参戦予定だ。

　恋愛沙汰を含めて何かとピッチ外のネタでメディアを騒がせてきた本格派が、いよいよ初となる世界大会の舞台でハイパフォーマンスを見せつけるか。なでしこジャパンとの対決にも期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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