城彰二が鹿島をJ1“3強”の一角に見立てるワケ。鈴木優磨とともに攻撃陣のキーマンに挙げるFWは?「ポテンシャルが高い」
元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。すでに幕を開けた2023年シーズンのJリーグについて語った。
城氏は今季のJ1について、鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスを“3強”と展望。なかでも、まずは鹿島に言及し、プッシュする理由として、共に今季復帰したセンターバックの昌子源と植田直通を挙げる。国内の他クラブと比べて「層が厚い」とし、「この2枚はなかなか崩せないと思う」と太鼓判を押した。
また、「攻撃がうまくいっていない部分もあった」と分析しつつ、チーム内の競争による改善に期待を寄せる。
具体的には、攻撃の大黒柱である鈴木優磨とともに、レンタルバックした垣田裕暉に注目。垣田は鹿島の下部組織から2016年に昇格。17年にツエーゲン金沢に育成型期限付き移籍して以降、“武者修行”をしてきた。
20年からは徳島ヴォルティス、22年にはサガン鳥栖に、期限付き移籍。6年間で、J1で64試合に出場して14得点、J2では147試合で37得点を挙げている。
そんな25歳FWに、城氏は「ポテンシャルが高いと思っていて」と期待。「彼が出てくると、競争がどんどん激しくなっていくから、結構良い感じで来るのではないか」と見立てた。
攻守ともにポジティブな要素があるため、「鹿島は、ある程度上に来る感じがする」と予想した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】「この2枚はなかなか崩せない」城彰二が鹿島に復帰したDF2人に太鼓判!“課題”の攻撃についても改善に期待
【PHOTO】ニッパツ三ツ沢球技場で選手たちを鼓舞し続けた、横浜FC×鹿島サポーター
【PHOTO】アウェーの開幕戦勝利を応援で演出した鹿島サポーター
【PHOTO】鹿島の出場15選手&監督の採点・寸評。優磨の貢献度は特大。ピトゥカは徐々に真価を発揮