アーセナルでの現状やイタリアで評価が高かったことなどから、冨安健洋のセリエA復帰を巡る報道が相次いでいる。当然、トレード説が浮上したのも不思議ではない。

 イタリアのメディア『Calciomercatoweb.it』は3月8日、アーセナルがユベントスのブラジル代表DFブレーメルに関心を寄せており、冨安がトレード要員になるかもしれないと報じた。

 ブレーメルは2021-22シーズンのセリエAで年間最優秀DFに輝き、シーズン後にトリノのライバルであるユベントスに引き抜かれた。当然、ユーベにとっては守備の軸に据えている選手だ。

 だが周知のように、ユーベは不正会計問題で15ポイントの減点ペナルティを科され、来季は欧州カップ戦に出場できるかは微妙。Calciomercatowebは、通常であれば3000万ユーロ(約42億円)に冨安を加えた条件でもユーベは取引しないはずだが、現状から先行き不透明とした。
 
 この報道を受け、イギリスのサイト『HITC』も、「ブレーメルは素晴らしい補強となるだろう。ガブリエウ・マガリャンイスとウィリアム・サリバは今季素晴らしかったが、ところどころでミスもある。どちらも威厳のあるCBではない。ブレーメルが加われば、それを完全に変えることができる」と伝えた。

「そのため、たとえトミヤスを失うことを意味していても、ブレーメルを獲得できれば素晴らしいビジネスとなるかもしれない。どのクラブも今季のユベントスの窮状を生かそうとするだろうが、アーセナルもそれは同じはずだ」

 一方、『THE BOOT ROOM』は「アーセナルがトミヤスを手放すのは難しいだろう。彼は最終ラインのいずれでもプレーできる。そして完璧なスカッドプレーヤーのようだ。自分が出ていなくてもチームメイトの成功をとても喜ぶ」と、移籍はないとの見解を示している。

「アーセナルはブレーメル獲得に動くかもしれない。だが、2000万ポンド(約33億円)の男が入れ替わりで動くことは想像しがたい」

冨安のアーセナルの現状から、去就を巡る喧騒は大きくなっていくかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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