フランクフルトに所属する鎌田大地の現状を現地メディアが指摘した。

 鎌田は今季、開幕から圧巻のパフォーマンスを披露し、ここまで公式戦13ゴールを挙げている。しかし、カタール・ワールドカップ以降のリーグ後半戦では、思うように調子が上がらず、現地メディアなどからは低調なプレーがたびたび批判されており、得点もカップ戦で挙げた1ゴールにとどまっている。

 そして、現地時間3月11日に行なわれたシュツットガルト戦(1−1)では、リーグ戦で6試合ぶりに先発から外れた。

 ドイツ紙『BILD』は、スタメン落ちした鎌田について「ここ数週間の低調なパフォーマンスを見れば当然の結果だ。まだ将来を決めかねているポーカーキング・鎌田にとっては、反省の一歩となった」と指摘した。
 
 今夏でフランクフルトとの契約が満了となる鎌田は、同じブンデスリーガのドルトムントや複数のプレミアリーグのクラブが関心を寄せていると報じられている。

 同メディアもその去就について触れており、「ドルトムントとは5年契約で年俸は約600万ユーロ(約8億6000万円)。しかし、このプレーメーカーは、より良いオファーに賭けているようだ。

 ビッグクラブへの移籍を希望しており、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどが興味を示していると言われている。フランクフルトでの延長を信じる人はもういない」と言及した。

 記事では、「将来の去就で頭がいっぱいのようで、彼はもはやリーグ前半のようなフォームではない」と批判もされている鎌田。残り試合で本来の実力を発揮できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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