[キリンチャレンジカップ]日本 1−1 ウルグアイ/3月24日/国立競技場

 カタール・ワールドカップからの再スタート、“第二次森保体制”の初陣となったウルグアイ戦は、1-1のドロー。内容としては上手くいかない場面も少なくなかったが、新しいことにチャレンジしようとの意識がよく感じられるゲームとなった。

 従来のスタイルと違いが現われたのは特に攻撃面だ。元々、ワールドカップで残った課題は、自分たちがボールを保持した際にどう相手を崩すかで、攻撃を安定的にどうコーディネートするかがポイントだった。

 そのなかで見せたのが、世界でも主流になり、Jリーグでもよく見られるようになったSBを押し上げる4バックからの“3バック化”で、SBをボランチのようにプレーさせる取り組みだった。

 今シリーズ、森保一監督は、これまでSBの常連だったベテランの長友佑都と酒井宏樹を選外とし、フレッシュなメンバーを招集。

 4-2-3-1を採用したウルグアイ戦で先発を飾ったのは、右が22歳の菅原由勢で、左が23歳の伊藤洋輝だった。
 
 チームとしての新たなチャレンジは、上手くいく場面のほうが少なかったが、菅原と伊藤は臨機応変に中央に入ってアクセントになろうと奮闘。SBが中に入れば、サイドハーフが外に張るなど、同じレーンに選手が重ならないようにする意識はかなり強かったように思える。

 より手応えを掴んだのは菅原のほうか。21分には右サイドで浅野拓磨にスルーパスを通すなど、決定機を演出。守備でも奮闘した。

 一方、伊藤はボランチでの経験も生かし、周囲に関わろうとしたが、より効果的にプレーできるようになるには、さらなる時間が必要か。

 それでも従来の日本代表のSB像を変えようとするかのような、ふたりのチャレンジは、ポジティブに映った。今後、どう進化していくのか楽しみだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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