「呼ばれるかなと思ったけど…」古橋亨梧が日本代表への思いを語る。W杯メンバー発表日に綴った言葉、昨年1月の手術も明かす
スコットランドの名門セルティックに在籍する古橋亨梧が、密着ドキュメンタリー番組『情熱大陸』に出演し、日本代表落選に言及した。
28歳のストライカーは、ヴィッセル神戸から加入2年目を迎えた今季もゴールを量産。カタール・ワールドカップ(W杯)での活躍に期待が高まり、本人も番組内で去年1月に右太腿の手術を行なった事実を明かしたうえで、「自分のサッカー人生の未来を考えたら手術をして、完璧に治して。絶対にワールドカップに選ばれて活躍して手術して良かったと思えるように」と意気込みを伝えていた。
ただ、カタールW杯直前の9月の代表活動では決定機を逃すなどし、思うようにアピールできず。11月1日のスコットランド時間午前5時、固唾を呑んで見守ったメンバー発表で自身の名が呼ばれることはなかった。呆然となった古橋だが、気持ちを切り替え2時間後、クラブのトレーニングに向かう車中で、こう語った。
「監督が選んだことなので。過去のことを言っても仕方がない。先を見て。成長するだけだと思うので。良い準備をしていつ呼んでもらっても行けるように。今いる場所でゴールを決めてチームを勝たせ続けることが大事だと思うので」
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さらにサッカーノートも特別に公開。メンバー発表日のページには「この経験は絶対に強くなれる。たくさんの人が応援してくれて支えてくれている。だからこそ前を向き続けて、成長して、チームが勝つゴールを決める」といった、やはりポジティブな言葉が記されていた。
今いる場所でゴールを決める――。その言葉通り、古橋は大舞台への切符を逃してから最初のリーグ戦で値千金の決勝点を叩き込むなど、その後もハイペースでネットを揺らす。だが今年3月、W杯後初の代表招集で再び選外となった。
「呼ばれるかなと思ったけど……。まだまだ足りないのかな」
そう口にしたセルティックのエースは、悔しさを糧に変え、何度でも立ち上がる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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