フランクフルトMF鎌田大地の去就について、現地メディアが見解を示している。

 今季ここまで公式戦13ゴール・4アシストをマークしている鎌田は、今季限りでフランクフルトを退団することが決まっている。

 スペインやイングランド、イタリアのクラブからの関心が噂される鎌田だが、ドイツメディア『Frankfurter Rundschau』は、「鎌田の新天地はおそらくすでに決定している」と報道。

「ブンデスリーガに背を向け、ドイツ国外への移籍を望んでいるようだ。昨夏、すでに鎌田に興味を示していたクラブが、獲得する可能性が高いと言われている」と伝えている。
 
 そして、「ドルトムントは、彼に5年契約で年俸600万ユーロ(約9億円)のオファーを提示したと報じられていたが、鎌田は国内リーグではバイエルン(・ミュンヘン)への移籍にしか興味がなかった」とし、最有力として挙げたのは、ポルトガルリーグの強豪ベンフィカだ。

 同メディアは、「ベンフィカは昨夏、800万ユーロ(約12億円)で彼との契約を狙っていた。そして、鎌田がフランクフルトに残留しても変化はなかった。どうやら選手と連絡を取り続けていたようで、それが今夏の移籍先として最も可能性が高い理由だ」と述べ、以下のように続けた。

「『Bild』も、ベンフィカが鎌田の獲得レースでポールポジションにいると報じている。ベンフィカも、才能ある日本代表のフリーでの加入に満足のはずだ」

 果たして鎌田は来季、どのクラブのユニホームに袖を通すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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