フランクフルトの鎌田大地が、フランクフルトへの想いを伝えた。

 現地時間5月3日に開催されたDFBポカールの準決勝で、鎌田大地と長谷部誠を擁するフランクフルトは、遠藤航、原口元気、伊藤洋輝が所属するシュツットガルトとアウェーで対戦。3−2で勝利を飾り、決勝進出を決めた。

 この試合に先発出場を果たした鎌田は、1−1で迎えた55分、敵陣で長谷部からパスを受けると、相手を振り切りゴール前へ持ち込む。そしてカットインから右足を一閃。相手の股を抜く鋭いミドルをニアに突き刺してみせた。

 公式戦14ゴール目でチームの勝利に貢献した26歳のプレーメーカーは、今季限りでフランクフルトを退団することが決まっている。
 
 カタール・ワールドカップ以降は、思うような活躍ができず、現地メディアなどから「チームに対する気持ちがない」などと批判を受けることもあった鎌田は、試合後、自身のインスタグラムを更新。心境を綴った。

「ジャーナリストたちは、僕はここにいないと言う。でも僕は残りのシーズン、フランクフルトにすべてを捧げる。新しい歴史を作ろう」

 フランクフルトは決勝でRBライプツィヒと対戦。鎌田はチームをタイトル獲得に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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