現地時間5月4日に開催された延期分のプレミアリーグ第28節で、8位のブライトンは4位のマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦した。

 開始4分、ターンオーバーによるベンチスタートを経て、先発に復帰した三笘薫にいきなり決定機が到来。ゴール前で横パスをかっさらうと、GKデ・ヘアと完全に1対1になるも、顔面でのビッグセーブに阻まれる。

 立ち上がりから積極的に攻撃に絡む日本代表MFは、13分にもペナルティエリア内で次々に相手をかわし、右足でシュート。しかし、惜しくも枠の右に外れる。

 ブライトンは26分、ショートカウンターからカゼミーロにヘッドで合わされるが、枠を外れる。その直後と39分に至近距離から、それぞれラッシュフォードとマルシアルに浴びた決定的なシュートも、守護神スティールが好守で凌ぐ。
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 スコアレスで折り返すと、55分に三笘がインターセプトからエリア内に侵入し、左足を振り抜くも、大きくクロスバーの上を越える。

 三笘はさらに67分、キレのあるドリブルを見せた直後にエリア内で倒されたものの、PKの笛は吹かれない。ホームサポーターからは大ブーイングが起こった。

 フル出場した日本のエースはその後も度々チャンスを迎えるが、モノにできず。このままスコアレスでタイムアップかと思われたが、ラストプレーで相手のハンドによりPKを獲得。これを90+9分にマク・アリステルが成功させ、ブライトンが1−0で劇的勝利を収めた。

 ブライトンは先月23日に行なわれたFAカップ準決勝(0−0、PK6−7)のリベンジを果たすと同時に、欧州カップ戦の出場権獲得に向けて貴重な勝点3を手にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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