現地時間5月7日に開催されたスコットランドリーグ第34節で、日本人5選手を擁する首位のセルティックは、4位のハーツと敵地で対戦。2−0で快勝を収め、4試合を残してのリーグ連覇を決めた。

 戴冠に導く値千金の一発を叩き込んだのが、古橋亨梧だ。スコアレスで迎えた67分、旗手怜央のクロスにタイミングよく飛び込み、倒れ込みながらも巧みに左足でフィニッシュ。退場者を出した相手を崩し切れず、チーム全体にフラストレーションが溜まっていた状況で、頼れるエースが均衡を破ってみせた。

 絶好調の古橋は、これで今シーズンの公式戦通算での得点数が30点に到達。セルティック通算でも記念すべき50ゴールに達した。

 優勝に大台突破の一撃と、メモリアルな1日を過ごしたなか、古橋は『Celtic TV』で喜びを伝えた。
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「90分を通してタフなゲームでしたが、チームでハードワークした結果、勝利を掴み、タイトルを獲得できたので、とても嬉しい。セルティックでの50ゴールはとても大きな意味があります。だけど、今日取ったゴールはみんなのハードワークのおかげなので、点を取って試合に勝てたことが何より嬉しいです」

 クラブ屈指の人気を誇る背番号8はさらに「僕らの仕事はサポーターを笑顔にすることなので、今回もサポーターの喜ぶ顔を見られて良かった」と語ると、最後に今後に向けて意気込みをこう示した。

「まだ他の試合もあるので。残り5試合また頑張ります。良い形でシーズンを終えられたらと思います」

 残りの5試合には次節の宿敵レンジャーズ戦と、2部インバネスと3冠達成を懸けて戦うスコティッシュカップ決勝も含まれている。

 リーグを制してなお、ビッグマッチが控えるなか、日本が誇るストライカーはもうひと暴れ、ふた暴れとなるか。現在トップを走るリーグ得点王争いにも大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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