ブライトンで躍動する三笘薫には、アーセナルやチェルシー、ニューカッスル、マンチェスター・シティなど強豪クラブからの関心が後を絶たない。

 なかでも熱心だと囁かれているのがアーセナルだ。現地5月7日にはガナーズの専門サイト『ARSENAL CORE』が「ミトマはアーセナルにこれまで以上に近づいている」と題した記事を掲載した。

「アーセナルはかなり前から日本のウインガーの獲得を争ってきており、彼らの粘り強い道のりの成果がついに報われるかもしれない。ミトマはアーセナルが他のプレミアリーグの巨人と同じく移籍リストのトップに置くなど、非常に短期間でトップクラブの注目を集めた」
 
 そう綴った同メディアは、「ガナーズには、ミトマの同胞であるトミヤス(冨安健洋)がチームにいるという利点がある。これにより、他のチームよりも新しいチームで落ち着くことができる。アーセナルは代表でもミトマと仲が良いトミヤスを秘密兵器に使ったほうがいい」と続けている。

 さらに「シーガルズはワトフォードからジョアン・ペドロを3000万ポンドで獲得した。21歳の彼はワトフォードで左サイドを主戦場にしており、そのポジションでプレーする能力は、アーセナルがブライトンによってこの移籍市場で『移籍できないと主張された』日本のウインガーを引き抜くのを可能にする」と主張している。

「ジョアン・ペドロの獲得はミトマ流入への備えだけかもしれないが、それはアーセナルにとって重要なのだろうか? ガナーズは、アタッキングサードをより強くするために、日本代表をドレッシングルームに連れてくるだけだ」

 記事は「来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権が確定したミケル・アルテタ監督は、今シーズン、ジェイドン・サンチョやフィル・フォデンのビッグネームをのけ者にした25歳を逃したくないだろう」と締めくくっている。

 いずれにしても、アーセナルが日本代表アタッカーに狙いを定めているのは間違いないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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