7位ブライトン、カウンターから大量失点…19位エバートンに衝撃の1−5完敗。三笘薫は終盤に得点演出も焼け石に水
現地時間5月8日に開催されたプレミアリーグの第35節で、7位のブライトンは降格圏の19位に沈むエバートンとホームで対戦。三笘薫はいつも通り左サイドハーフで先発した。
開始34秒、三笘のボールロストからカウンターを浴びると、最後はキャルバート=ルーウィンのクロスからドゥクレに流し込まれ、直近7戦未勝利(3敗4分)のエバートンにいきなり先制を奪われる。
14分には三笘がペナルティエリア左を強引に突破し、マク・アリステルにパスを出すも、得点には繋がらない。
守備意識の高い相手に手を焼くなか、29分に再びカウンターからドゥクレに被弾。リードを広げられると、35分にもマクニールのクロスが守護神スティールの足に当たってゴールへ。記録上はオウンゴールで、まさかの3点ビハインドとなる。
ブライトンは後半の頭に一挙に4枚替えを敢行し、マーチ、エンシソ、ファーガソン、コルウィルを送り込む。
すると、定位置の右サイドハーフに入ったマーチを中心に、前半にはなかった迫力あるアタックが見られるようになる。59分にはグロスのクロスにファーガソンがヘッドで合わせるが、イングランド代表の正GKピックフォードの超ビッグセーブに阻まれる。さらにオフサイドの笛も吹かれた。
鬼神の如く立ちはだかったピックフォードにはその後も、66分にファーガソン、75分にマク・アリステルがそれぞれ好守に遭う。
77分にはまたしてもカウンターから、マクニールに押し込まれ、0−4となる。
それでも79分、三笘がファーで合わせたシュートが左ポストを叩いた後、マク・アリステルに当たってゴールイン。ホームチームはようやく1点を返す。
日本代表MFは83分にもCKからボレーシュートを放つが、味方のコルウィルに直撃してしまう。
結局、ブライトンは90+6分にもマクニールにネットを揺らされ、1−5で完敗。欧州カップ戦の出場権獲得に向け、勝点を伸ばすことはできなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】開始34秒、三笘のボールロストから失点
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