ヴィッセル神戸のFW大迫勇也と元日本代表DFの内田篤人氏の対談が、テレビ朝日系列の「報道ステーション」で5月9日にオンエアされた。

 鹿島アントラーズで先輩・後輩の関係にあった両者はブンデスリーガでプレー。2014年のブラジル・ワールドカップにはともに出場している。

「世界のトップ10に入るには、Jリーグはどうしたらいいか」と質問を受けた大迫は、「ヨーロッパから外国人を連れて来るのが一番早いんじゃないですかね」と回答。内田氏が「フォワードだよね、考え方が」と返すと、「絶対そうだと思いますよ。厳しい環境でやるしかないと思うんで」と述べた。
 
「それによって出られない若手選手も出てきちゃう」という内田氏の懸念には、「それはそこまでの選手って思わないと」ときっぱり。「追い込まれた環境を僕らも海外で経験したじゃないですか」と続けた。

 海外ではいきなりベンチ外になるような経験もしたという32歳のストライカーは、「次の日の練習とか『頑張らないと』と自分にプレッシャーをかけながら練習をして、みんなのイメージを変えていけないといけない」と発言。「そのぐらいの競争がほしい?」という内田の問いに「ほしいですね」と答え、「あったらめちゃくちゃ強くなるし、レベルが上がってくると思います」と主張した。

 厳しい環境に身を置いてこそ成長できる。百戦錬磨の点取り屋がそう考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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