33年ぶりにセリエAを制したナポリは、アジア人選手への関心が取りざたされている。

 韓国代表DFキム・ミンジェのブレイクを受け、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、日本人選手に照準を合わせていることを公言した。これを受け、鎌田大地や久保建英、伊藤洋輝、板倉滉、堂安律、中村敬斗など、様々な日本人選手への関心が報じられているところだ。

 欧州における日本人選手の活躍と言えば、古橋亨梧、旗手怜央、前田大然が活躍し、小林友希や岩田智輝も所属するセルティックが思い浮かぶだろう。また、プレミアリーグでは三笘薫がブレイクしている。

 サッカーサイト『HITC』は5月12日、ナポリの日本人選手への関心を受け、「セルティックは心配すべきだ」と報じた。

「セルティックはほぼ毎年スター選手が去ることを見るのに慣れている。優れた技量を持つハタテ、韋駄天のマエダ、タリスマン的なキョウゴに対する欧州主要リーグのクラブからの関心が予想される。ナポリからの誘いがあったら? スクデットを獲得した彼らは、キム・ミンジェの素晴らしいデビューシーズンを受け、さらに極東からの補強を狙うことをオープンにしている」
 
 さらに、同メディアは「日本は『黄金世代』のような時期に向かっているのかもしれない」と続けた。

「キョウゴ、ハタテ、マエダに加え、カオル・ミトマはブライトンでプレミアリーグに旋風を巻き起こした。リツ・ドウアンはフライブルクのCL出場を後押ししている。タケフサ・クボはアンドレス・イニエスタが世界有数の新星と評したポテンシャルを発揮している」

 欧州各国でのサムライたちの奮闘は、様々なクラブの目を東アジアに向けさせている。HITCは「セルティックやナポリの成功は、遠く離れた市場で見つけられる価値を証明している」と報じた。

「だが、セルティックに関して言えば、獲得するのは簡単であり、大変なのは引き止めることだ」

 セルティックは新たに伊藤涼太郎への関心が報じられた。日本から海を渡る選手はさらに増えていくのか、今後の進展が注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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