元マンチェスター・ユナイテッド監督のオレ・グンナー・スールシャールが、同胞の怪物アーリング・ハーランドを巡る秘話を明かした。英紙『The Sun』が5月13日付けで、独占で報じている。

 スールシャールは、母国ノルウェーの名門モルデを率いていた際に、大ブレイク前のハーランドと共闘。その後、2018年末に現役時代にプレー経験があるユナイテッドに渡ったが、活躍の場を移すより以前に、愛弟子を猛プッシュしていたようだ。

「私は就任の約半年前にユナイテッドに電話をして、このストライカーの話を伝えたんだ。しかし、彼らは耳を貸さなかったよ。400万ポンド(約6億6000万円)で話を通したが、彼らは契約しなかった」
【画像】ハーランド所有の高級車に英紙注目!
 結局、モルデからレッドブル・ザルツブルク、ドルトムントを経て、世界最高峰のストライカーに成長したハーランドは昨夏、5000万ポンド(約82億5000万円)で父の古巣でもあるマンチェスター・シティに加入した。現在のイングランドでの記録的な活躍は周知の通りだ。

 少し運命が違えば、ノルウェーの怪物は同じマンチェスターでも青ではなく、赤いユニホームを着ていたかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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