現地時間5月14日に開催されたブンデスリーガの第32節で、遠藤航、伊藤洋輝、原口元気が所属するシュツットガルトは、レバークーゼンとホームで対戦。伊藤が3バックの左、遠藤がダブルボランチの一角で先発出場、原口はベンチスタートとなった。

 シュツットガルトはスコアレスで迎えた57分、前線に上がった遠藤が、ボックス内で倒されてPKを獲得。これをセル・ギラシ―が沈めて先制点を奪う。しかし、70分には逆にPKを与えてしまい、同点弾を献上。1−1の手痛い引き分けに終わった。
 
 地元紙『stuttgarter zeitung』は、この試合に出場したシュツットガルトの選手たちを採点。フル出場を果たした伊藤にチーム最高の「2点」(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)を与え、以下の寸評を添えた。

「ロングボールで常に深さを求める戦術の中、多くのアクションを起こした。前半はボールタッチ68回、パス59回、パス成功率は94パーセントとかなりのノルマをこなした。

 後半は少し慎重になったが、ビルドアップでは最多のボールタッチ(96回)とパス(86回)、そして90パーセントのパス成功率で、頼れる存在であり続けた。タックルやボール奪取も見事だった」

 存在感を増す24歳は、残る2試合でチームを残留に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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