イタリアの大手紙『Gazzetta dello Sport』が先日、33年ぶりのセリエA戴冠を果たしたナポリが、レアル・ソシエダの久保建英、フランクフルトの鎌田大地、シュトゥットガルトの伊藤洋輝、ボルシアMGの板倉滉、マジョルカのイ・ガンインに関心を持っていると報じた。

 今シーズンに獲得した韓国代表DFキム・ミンジェが大ブレイクしたため、「規律正しく、スポンサーも連れてくる」東洋の選手に目を向けているという。

 そんななか、同紙は久保についての続報を報じた。記事によれば、ナポリはメキシコ代表FWイルビング・ロサーノに退団の可能性があり、その後釜として久保の獲得を検討しているという。

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 記事は日本代表MFについて「すでにバルセロナやレアル・マドリーを経験し、非常に技術的に才能のあるウインガーだ。現在、彼はラ・リーガのレアル・ソシエダで常に成長を実感している」と紹介している。

 この情報を元にナポリの専門メディア『CalcioNapoli24』も「ナポリは日本人選手に非常に興味を持っている」と伝えている。

 ただ、ロサーノは現在故障をしており、去就が不透明な部分があり、新しい選手と契約する前に退団が確実になるかどうかを見極めたいナポリとしては、意識決定が遅れる可能性があるようだ。

 久保は先のレアル・マドリー戦後に来季の残留宣言をしたように、現在リーガで4位のソシエダがこのままチャンピオンズリーグの出場権を獲得できれば、退団する理由はないと思われる。ただ、何が起こるか分からないのが移籍市場だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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