現地時間5月18日に開催されたプレミアリーグ第25節(延期分)で、6位のブライトンは3位のニューカッスルと敵地で対戦。直近のアーセナル戦(3−0)では右サイドハーフで先発した三笘薫は、定位置の左サイドハーフに戻った。

 幸先よく先制点を奪いたいところだが、チャンピオンズリーグ出場を目ざすニューカッスルに立ち上がりから押し込まれ、我慢の時間が続く。

 22分にはショートカウンターから、ジョエリントンにゴール至近距離からシュートを浴びるも、キャプテンのダンクが決死のブロックで防ぐ。

 しかし、そのプレーで与えたCKで、ニアに立ったウンダフが痛恨のクリアミス。自陣ゴールに入れてしまい、23分にオウンゴールで先制点を献上する。

 37分には三笘にようやく見せ場が到来。ゴール前の左サイドでパスを受けると、カットインからゴール右隅を狙ったシュートを放つが、枠を捉えきれない。

 終始劣勢のなか、45+4分にゴール前のFKからバーンにヘッドで被弾。前半ラストプレーで追加点を奪われる。
 
 0−2で折り返すと、後半開始直後の51分にギルモアの縦パスで抜け出したウンダフが冷静にフィニッシュし、ようやく1点を返す。昨シーズンは三笘と共にユニオン・サン=ジロワーズでプレーし、ベルギーリーグ得点王に輝いたドイツ人FWは2戦連発となった。

 一気に逆転へ、56分には一挙3枚替えを敢行。ベンチスタートとなっていたマク・アリステル、エンシソ、ファーガソンを送り込む。

 ブライトンは徐々にポゼッションを高め、69分にはカイセドのクロスから、エンシソがヘッドで合わせるも、枠の左に外れる。

 アウェーチームはその後も必死に反撃を続けるが、決定機は作れない。

 前がかりになるなか、逆に89分にウィルソン、91分にギマランイスに連続得点を許し、結局1−4で完敗。ブライトンは上位対決を落とし、欧州行きに向けて勝点を積み上げることはできなかった。

 フル出場した三笘もこの日は思うようにボールを受けられず、決定的な仕事は果たせなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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