現地時間5月20日に開催されたプレミアリーグ第37節で、冨安健洋(右膝の怪我のためベンチ外)が所属する2位のアーセナルは、降格圏と勝点3差の16位に沈むノッティンガム・フォレストと敵地で対戦した。

 負ければマンチェスター・シティの3連覇が決まってしまう状況のなか、アーセナルは立ち上がりから押し込む。17分にはCKからガブリエウ・ジェズスがヘッドで合わせるが、クロスバーの上を越える。

 チャンスをモノにできずにいると、19分にカウンターからアウォニィに被弾。まさかの先制を許す。

 27分にはサインプレーのCKから、トロサールが利き足とは逆の左足を振り抜くも、枠の左に外れる。

 このまま1点ビハインドで折り返したアウェーチームは、後半も圧倒的なポゼッションで攻勢をかけるものの、決定的なチャンスは作れない。
 
 63分には両チーム通じて最初の選手交代を敢行。ジャカとキビオルを下げ、ヌケティアとティアニーを送り込む。

 しかし、その後も焦りが募るばかりでゴールは奪えず。結局、0−1でタイムアップを迎えた。

 この結果、シティは21日にチェルシーと今節を戦う前に戴冠が確定。プレミアリーグの優勝争いは思わぬ結末を迎えた。また、フォレストの1部残留も決まった。

 名将ペップ・グアルディオラが率いて7年目の今季、シティは怪物ハーランドらを擁し、特にシーズン終盤で圧倒的な強さを発揮。首位を走り続けてきたアーセナルを逆転し、直近6年で5度目のリーグ制覇を果たした。チャンピオンズリーグとFAカップも決勝まで進んでおり、3冠達成も現実的だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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