U-20日本代表は現地５月21日、U-20ワールドカップのグループステージ第１節でアフリカ王者のセネガル代表と対戦し、１−０で勝利を収めた。
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　初優勝を目ざす日本は、立ち上がりからインテンシティの高いサッカーを展開。ボールを失っても守備への切り替えが速く、すぐさま奪回し、攻撃に転じる。

　すると15分、右サイドの永長鷹虎が中央に切り込み、横パスを供給。これを受けた福井太智が松木玖生へと繋げると、松木はファーストタッチで前を向き、ペナルティエリア手前から左足を振り抜く。鋭いグラウンダーのシュートがゴール右に突き刺さり、先制に成功した。

　21分には、ゴール前の混戦からセネガルのサンバ・ディアロにネットを揺らされたが、これはVARチェックの結果、オフサイドの判定に。

　その後の相手の縦に速い攻撃に対しても、コンパクトに守りシュートを打たせず。逆にテンポ良くつないでビルドアップし、チャンスを創出するなど、試合を優位に進めた日本が１点をリードして前半を折り返した。
 
　後半も攻勢を強める。50分、見事な連係から、途中出場の佐野航大が放った強烈なシュートはGKのセーブに遭う。64分、髙橋仁胡の左サイドからのクロスに合わせた熊田直紀のオーバーヘッドシュートは枠の上に外れた。

　セネガルにゴール前へロングボールを入れられ、終盤には再三にわたりピンチを迎えた。しかし、CBのチェイス・アンリと田中隼人を中心に、集中した守備で粘り強く対応。最後まで無失点に抑え、大会初戦を白星で終えた。

　次節は現地24日、初戦を勝利したコロンビア代表と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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