ロベルト・デ・ゼルビ監督が、夢舞台の切符獲得に声を弾ませた。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

 現地時間5月24日に開催されたプレミアリーグ第32節(延期分)で、ブライトンは3連覇を達成したマンチェスター・シティとホームで対戦。それぞれハンド、オフサイドの判定に泣き、三笘薫の1ゴール・1アシストは幻になったものの、1−1で勝点1を積み上げ、6位が確定。クラブ史上初めて、ヨーロッパリーグの出場権を手にした。

 チェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッターの後任として、今季途中に就任したイタリア人指揮官は試合後、「就任時に6位フィニッシュが可能だと思ったか」の問いに、こう答えた。

「(ここに来た当初は)その目標については考えていなかった。新しい国、新しいリーグを理解するために、チームと選手を分析し、働きたいと思った。2月になると、順位や最終的な結果、目標に関して考えるようになった。私は幸運にも素晴らしい選手たちに出会えた。私は普通の、良いコーチだ」
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 また、王者シティについて「とてもタフだった。彼らとの対戦は常にタフだ」と語ると、同クラブで指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督への熱い思いも明かした。

「私は彼が率いるバルセロナが大好きだったので、彼を見てコーチになった。彼のことをたくさん研究したよ。誰の真似もしたくないけど、コーチになった時にアイデアは取り入れた。ペップはナンバーワンだ」

 ポゼッション主体の攻撃的サッカーを展開し、イタリア版ペップとも称される気鋭の指揮官のもと、ブライトンは欧州の舞台でも快進撃を見せられるか。

 その前にまずは、28日にアストン・ビラと戦う今季最終戦に注目だ。有終の美を飾る、三笘のリーグ戦12試合ぶりのゴールにも期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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