かつて世界屈指の強豪バイエルン・ミュンヘンのユニホームを身にまとい、自身も“最前線”でのプレー経験がある宇佐美貴史は、海外サッカーを「めちゃくちゃ見る」マニアの一面も持つ。特に古き良き時代のセリエAがお気に入りのようだ。

 ガンバ大阪の新キャプテンに、好きなチームや選手について存分に語ってもらった。

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 リーグで言ったらイタリアがとても好きです。プレミアもかなり好きですけど、小さい時、海外サッカーというものを最初に見たのがセリエA。そこからセリエAがめちゃくちゃ弱体化して、あんまり見なくなって、またここ最近どんどんどんどん面白くなってきてという感じで。チームではナポリ、ラツィオとか、ローマも昔から凄く好きです。そのあたりですかね。プレミアで言ったらアーセナルが昔から好きですね。

 ローマとラツィオがとても強かった時のセリエAに非常に愛着があります。インテル、ミランも強くて、もちろんユベントスも。パルマとかあの辺がもうちょっと上にいた時ですね。あの時代はセリエAがめちゃくちゃ面白かったですね。

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 選手個人では、今で言えば(オレクサンドル・)ジンチェンコとかめっちゃ好きですね。全然ポジションが違いますけど。アーセナルだったらジンチェンコ、(グラニト・)ジャカのゾーンが好きです。好きな選手と、自分のスタイルは全く関係ないですね。ボールを刈り取りまくるみたいな、削り屋がめちゃくちゃ好きだったりするので。自分のスタイルと遠い人の方が興味深くて見ちゃいますね。

 ナポリだったら(クビチャ・)グバラツケリアなんやろうと思うかもしれないですけど、今やったら(スタニスラフ・)ロボトカとか(ピオトル・)ジエンリスキとか、あの辺を見ていますね。

 現役選手以外だと、いっぱいいたな……。時期によって好きな選手が変わっていたんですよ。幼少期は(マウロ・)カモラネージとか好きでしたよ。ユベントスで(パベル・)ネドベドと一緒にプレーしたりしていた。あとは(フランチェスコ・)トッティ、(アントニオ・)カッサーノとか、あの辺が好きでしたね。

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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