元日本代表DFの安田理大氏が、同学年の内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、オランダ時代のエピソードを明かした。

 内田氏がU-20日本代表のコーチとしてU-20ワールドカップに参加していたために不在で、代わりにMCを務めた安田氏は、2011〜2013年にエールディビジのフィテッセに在籍。提携しているチェルシーから有望な若手が次々にレンタルで加入してくる状況について、こう振り返った。

「チェルシーからめっちゃ若い奴がレンタルで来る。そいつらがチェルシーに戻って活躍して行く。来んな来んなって思ってた」

「提携すんなって話。こっちは迷惑」
 
 レンタル選手に関して、何試合以上出場させなければいけない等の契約があるではないかという件については、「(契約について)言わないですけど絶対ある。おかしい時がありましたもん。何で俺が出れへんのか」と明かしている。

 同じフィテッセで2016−2017シーズンにプレーし、ゲスト出演したFC町田ゼルビアのDF太田宏介が「18、19歳とかでみんなレンジローバーに乗って、ローレックス(の時計)を付けて」と話すと、「時計とかえぐいのつけて。全身ブランドみたいなので来る」と同調。こう続けている。

「ひとりの奴が言ってたけど、チェルシーで18歳とかでそれだったら、ジョン・テリーにめっちゃ怒られるって。テリーとか(フランク)ランパードに『若いのに調子乗るな』ってめっちゃ言われるって。だから、フィテッセに来て羽伸ばしてるって」

 重鎮のテリーやランパードは、やはりチャラチャラしている若手には目を光らせていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】元日本代表DF安田理大が語る「最も嫌だった対戦相手」の凄さ