今シーズンはプレミアリーグ3連覇を達成し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇も狙うマンチェスター・シティは、他クラブと同じく来シーズンに向けた動きをすでに進めている。
 
 強化ポイントの1つが中盤。主力のイルカイ・ギュンドアンとベルナルド・シウバ、そしてカルビン・フィリップスが今夏に退団する可能性があるからだ。
 
 そのMFの新戦力候補には、チェルシーのマテオ・コバチッチ、バイエルンのヨシュア・キミッヒ、ドルトムントのジュード・ベリンガム、ブライトンのアレクシス・マク・アリステルなどが取り沙汰されている。
 
 そんな中、移籍市場のエキスパートである『スカイ・イタリア』のファブリツィオ・ロマーノ記者が現地時間5月31日、ツイッターで「独占情報」として以下を報道した。
 
「マンチェスター・シティは、コバチッチを獲得するための具体的な話し合いを開始した。ここ数日、選手サイドと個人的な条件について前向きな話し合いが行なわれた。チェルシーは中盤革命の一環としてコバチッチ売却に前向き。交渉は続くだろう」
 
 シティはコバチッチの獲得に向けて、本人サイドと接触して加速した模様。スカッドが膨れ上がっているチェルシーも売却に前向きとのことだ。
 
 コバチッチの推定市場価格は4000万ユーロ(約60億円)だが、チェルシーとの契約は残り1年。29歳という年齢を考えても、移籍金は推定市場価格よりも低く抑えられそうだ。
 
 今後の動向が注目される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部