リバプールのDFジョエル・マティプとDFジョー・ゴメスが、それぞれ他クラブから注目を集めているようだ。イギリス紙『Daily Mail』などが伝えている。

 今夏にクラブは中盤とセンターバックの補強を行なうと報道されており、MFアレクシス・マカリステルとMFドミニク・ソボスライ、MF遠藤航を獲得。しかし、センターバックの補強はいまだにできておらず、9月1日の移籍市場の締め切りまで動く模様だ。
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 そんななかで、同紙はレンヌなどがマティプの獲得を目ざしていると報じている。2024年まで契約を残す元カメルーン代表に対し、フランスの複数クラブが補強を検討しているという。

 さらにマーケットに詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者は、サウジアラビアのアル・イテハドがゴメスを狙っていると、自身のX(旧ツイッター)で投稿した。クラブはセンターバックと右サイドバックでプレーできる点を高く評価し、迎え入れたいと考えているという。一方で、リバプールは移籍を否定しているとも同記者は明かしている。

 もともとマティプとゴメスの両選手は、以前から怪我が多くパフォーマンスの低下も見られるなど、一部報道では今夏の放出候補に挙げられていた。

 しかし、センターバックの主力であるイブラヒマ・コナテが怪我で離脱し、フィルジル・ファン・ダイクもニューカッスル戦で決定的な得点機会の阻止で退場となったため、1試合の出場停止が科されている。そのうえ、補強も上手く進んでいない現状であれば、リバプールとしても2選手の放出は望まないだろう。

 ジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョら中盤の主力陣の移籍が相次ぎ、得点源のFWモハメド・サラーもサウジ行きが取り沙汰されているクラブにとって、DF陣の放出となれば、まさに泣き面に蜂。センターバックの両名は、チームに残留するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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