フランス１部のトゥールーズは現地時間８月28日、FWオナイウ阿道が同国２部のオセールへ完全移籍したことを発表した。

　オナイウは2021年７月に横浜F・マリノスから加入。移籍初年度は２部で38試合に出場し10ゴールと活躍して、１部昇格に貢献。昨季はリーグ戦で34試合に出場も途中投入が多く、２得点にとどまっていた。
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　公式HPでの移籍リリースとともに、クラブは「非の打ち所がない精神力と独創性を備え、ロッカールームでのコミュニケーションなど、誰もが高く評価する選手になった」と日本人FWを紹介している。

　さらに１部へと導いたストライカーに感謝のメッセージも。一昨季、勝てば昇格が決まる35節のニオール戦と、優勝が懸かった37節のニーム戦でオナイウは得点を挙げており、トゥールーズに昇格とタイトルをもたらした。

「サポーター全員の記憶に残る２ゴールを決めた。ニオール戦で昇格を決定させ、２週間後のニーム戦でフランス王者へ導いた。私たちのもとで過ごした日々に心から感謝し、彼とオセールの素晴らしい成功を祈っている」

　昨季はトゥールーズとともに１部復帰を果たしたオセールだが、１年で２部へ戻ってしまった。再び、１部返り咲きを目ざすチームで、オナイウは力になれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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