バルセロナの10番、アンス・ファティがチームを離れるかもしれない。スペインメディア『Relevo』が伝えている。

 アカデミー出身のFWであるファティは、2019ー20シーズンに16歳と9か月でトップチームデビューを飾る。クラブやチャンピオンズリーグの最年少ゴール記録を更新するなど活躍を見せ、一昨シーズンから退団したリオネル・メッシの10番を引き継いだ。
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 しかし、デビュー年以降は左半月板を損傷するなど、怪我に悩まされて離脱を繰り返す。昨季はリーグ戦36試合に出場したものの、先発は12試合のみで、今季は16歳のFWラミン・ジャマルの台頭もあって、ラ・リーガで3試合でスタメンは一度もない。

 同メディアによれば、そんなファティに対してチェルシーとトッテナムが関心を示しており、獲得に向けて準備を進めているという。

 これまでは退団を拒んできた20歳も、出場時間が限られている現状を鑑みて、オファーを検討する余地があるようだ。完全移籍とレンタル、どちらの可能性もあると記事は伝えている。財政難のクラブとしては、売却して移籍金を得るほうを望んでいるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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