「ポステコグルー時代に少し戻した」宿敵から決勝弾の古橋亨梧、“役割の変化”に現地見解「電光石火のスピードと動きはあらゆる類の問題を引き起こす」
セルティックの古橋亨梧は、再び大一番で結果を出した。ブレンダン・ロジャース監督は、今後のエースの起用法をどのように考えているだろうか。
9月3日のスコティッシュ・プレミアシップ第4節で、宿敵レンジャーズに敵地で1−0と勝利したセルティック。貴重な決勝点を挙げたのが古橋だ。
OBのパット・ボナーは、ロジャース監督が前任者のアンジェ・ポステコグルー時代の戦術を取り入れたことが大きいとの見解を示した。『THE BOOT ROOM』によると、ボナーは『BBC Sportsound』で「彼の位置を少し高くし、あのスペースを許したことがちょっと変化だったかも」と話した。
「それから、マット・オライリーを少し前に上げ、カラム・マグレガーが中盤から試合をコントロールしていたようだった。アンジェは2人のMFを上げてマグレガーがボールを持つためのスペースを少し増やしたが、そのかたちに少し戻したような感じだ」
【動画】レンジャーズ相手に古橋亨梧が圧巻のゴラッソ
THE BOOT ROOMは、ボナーの発言を受け、「キョウゴの電光石火のスピードと動きは、スコットランドの守備陣にあらゆる類の問題を引き起こす」と報じている。
「彼の攻撃のスタイルは、ハイラインのためにオフサイドポジションからスタートするというものだ。それによって、レンジャーズ戦のように相手守備を窮地に追いやる」
同メディアは「セルティックのファンは、キョウゴがもっと前でプレーするのを望んでいるだろう。それはアーリークロスが来たときに彼が危険になるというだけでなく、DFが彼の動きに追いつこうとして、中盤と守備陣の間にギャップができるからだ」と続けた。
「彼の得点は、ロジャースが彼に関する戦術を変えると決断すれば、それは正しい修正であることを証明した。シーズンが進む中でそれが続くことが願われる」
セルティックにとってエース古橋の驚異的な決定力は必要不可欠だ。ロジャース監督が日本代表ストライカーをどのように生かしていくのか注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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