ヨーロッパ主要リーグの移籍市場は終了しても、今夏は大物移籍の可能性が騒がれていた。サウジアラビアのマーケットが開いていたからだ。特に注目されていたひとりが、リバプールのモハメド・サラーである。ただ、英メディアによると、今夏は残留が決まったようだ。

　しかし、衛星放送『Sky Sports』は、冬や来年夏のマーケットで再びサウジアラビアからサラーを誘う動きがあるかもしれないと報じた。もしも近年のリバプールを支えてきた「エジプトの王」がいなくなれば、その痛手はあまりに大きい。容易に穴を埋めるのはできないだろう。

『The Football Faithful』は９月７日、サラーがいなくなった際のリバプールの獲得候補となり得る５選手をピックアップ。ジャロッド・ボーウェン（ウェストハム）、フェデリコ・キエーザ（ユベントス）、ブライアン・ムベウモ（ブレントフォード）、フビチャ・クバラツヘリア（ナポリ）とともに、ブライトンの三笘薫を取り上げている。

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　同メディアは「ミトマも左サイドからのプレーを好み、サイドのタレントを求めるチームから大きな関心を引き寄せることが確実な選手だ」と報じた。

「昨季のプレミアリーグで６位と躍進したブライトンでセンセーショナルな活躍だった。ミトマは対峙するSBのバランスを崩す達人だ。現在は４試合でリーグ最多（タイ）の３アシストを記録している」

　プレミアリーグでブレイクした昨季に続き、三笘は今季も開幕から活躍を見せている。第２節ウォルバーハンプトン戦の今季初得点は、早くも年間ベストゴール候補と言われるゴラッソだった。

　リバプールが獲得に動くかは別に、今季もこのまま躍進を続ければ、ビッグクラブ移籍が大きく騒がれるようになることは確かだろう。

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