[J1第28節]神戸 1−0 C大阪/9月23日/ノエビアスタジアム神戸

 神戸の強さが際立つ一戦になった。

 28節に対戦したC大阪は、優勝戦線生き残りへ負けられない一戦として強い覚悟を持っていた。前節はアウェーでの広島戦に敗れている神戸にとっては、厄介な相手だったと言えただろう。

 しかし、苦戦が予想されたが、蓋を開けてみると、神戸の真骨頂がクローズアップされる展開となった。

 序盤から球際で一歩も引かずに強度高く、相手に圧力をかけ続けた神戸は、C大阪の攻撃に対応。試合を通じて全員がこれでもかと攻守に走り回り、ゴールこそ佐々木大樹の1点のみと、フィニッシュ精度など質には課題を残すも、快勝とも言える内容であった。

「広島の試合も本当に勝ちたかったところなんですが、そういう試合もあっての今日だったので、本当にこの1週間、めちゃくちゃ良い準備ができ、チームとしてもう一回やろうという点が前面に出せたと思います。決して綺麗な試合ではなかったかもしれないですが、やっぱり熱い姿を見せられたはずですし、サポーターと一体になって掴めた勝利。このまま勢いに乗っていきたいです」

 力強く語るのは後方からのロングフィードで佐々木のゴールを演出した初瀬亮だ。この左SBは続ける。

「自分たちの良さは何かをもう一回、見せられた試合だったと思いますし、下がるだけが守りではない。前から行くのが自分たちの持ち味なので、それが全面に出せたはずです。本当に気持ちで掴んだ勝利だと感じます」
【動画】神戸FW佐々木大樹の決勝弾
 
 さらに経験豊富な右SB酒井高徳も手応えを口にする。

「広島戦から修正したことでハマって、自分たちのなかで勝つべくして勝った試合を展開できたのが久々の感覚でした。これまでは、正直、なんとなく勝てた試合もあったので、セレッソも調子が良いなかで、久々に勝利を実感できる試合として嬉しかったです」

 次節は首位としてリーグ2位の横浜と対戦する大一番を控える。

「僕らの対戦相手を見ると、全部が決勝戦ではないですが、そういう意気込みでやらないといけない試合ばかりだと思う」(酒井)

 酷暑だった夏にやや調子を落とした神戸が、C大阪戦で得た勢いを生かして、このまま悲願のリーグ制覇へ突っ走るのか。

 C大阪戦では先日加入した元スペイン代表MFフアン・マタ、ハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイをベンチに座らせたまま、交代枠を残して勝利を手にしている。神戸がこの一戦で掴んだ収穫はかなり大きいのかもしれない。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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