9月24日に開催されたプレミアリーグ第6節で、ブライトンはボーンマスとホームで対戦。AEKアテネに2−3で敗れたヨーロッパリーグ(EL)初戦から中2日の過密日程のなか、三笘薫はシーズン開幕から公式戦7試合目にして、初のベンチスタートとなった。

 立ち上がりから攻め合うなか、25分に痛恨のミスで先制を許す。守護神フェルブルッヘンがペナルティエリア手前でパスコースを探しているところで、クリスティーにカットされ、ソランキに流し込まれた。

 それでも45+2分、ギルモアが左サイドから送ったクロスが、ニアでクリアを試みた19歳のDFケルケズの頭をかすめ、ゴールイン。オウンゴールで前半のうちに同点に追いつく。
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 1−1で折り返すと、後半開始からわずか15秒だった。ハーフタイムに投入された三笘が敵陣でのパスカットから、ペナルティエリア内でリターンパスを受け、難なくフィニッシュ。途中出場直後に勝ち越し点を奪ってみせた。

 26歳の日本代表アタッカーは、8月のプレミアリーグ最優秀ゴールに輝いたウルブス戦での今シーズン初ゴール以来、1か月ぶりの得点となった。

 勢いに乗る三笘は、77分に今度はエストゥピニャンのクロスから、ヘッドで追加点をゲット。加入後初めて、1試合で2ゴールをマークした。

 試合はこのまま3−1でタイムアップ。スーパーサブとして別格の働きを見せた三笘らの活躍で、ELショックを吹き飛ばす快勝を収めた。

 一方、ボーンマスはまたも今シーズンのリーグ戦初勝利を逃がした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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